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やさしい日本髪の歴史 世界に誇る日本文化、日本髪についてのやさしい基礎講座です。

第一回  日本髪の誕生と変遷

平安〜安土・桃山時代

「黒髪は女の命」といわれ、"長く艶やかな黒髪"は、古くから日本美人の絶対条件でした。
長い黒髪を芸術の域にまで高めたいわゆる日本髪の原型ができたのは、安土・桃山時代後期、それ以前には、後ろに長く垂らした 「垂髪(すいはつ)」を結んだ「下げ髪」が女性の主な髪型でした。
鎌倉・室町と時代が進むと髪を束ねたり結ぶようになり、十六世紀末(天正頃)から結われはじめた「唐輪髷(からわまげ)」が、日本髪の原型といわれています。

江戸時代

江戸時代前期、公家や上級武家の女性たちは依然として垂髪でしたが、女歌舞伎や遊女などが、「兵庫髷(ひょうごまげ)」や「島田髷」、「勝山髷」などと名付けられた髪型を結いはじめ、一般市民に広がっていきます。これらに上流階級で結われていた笄髷(こうがいまげ)が加わり、日本髪を代表する4つの基本の髪型がこの時期に揃ったともいえます。
江戸時代は、女性の髪型史上、最も華やかで、その種類は数百種にも及んだといわれています。年齢や職業、地域や身分、未婚・既婚などで結う髪型がちがっていて、一目見れば、どこのどんな女性なのか分かったというのも興味深い特色です。

明治〜大正時代

この講座では、日本髪の歴史にスポットをあてて、長い黒髪が作り上げる女性美の象徴、美しい髪型の見方やそれにまつわる事柄を、時代の変遷とともに見ていきます。

次回の更新は8月12日の予定です。

上)平安〜安土・桃山時代
中)江戸時代
下右)明治〜大正時代

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