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「カラーもパーマも絶対必要!」「けれど、傷むのはイヤ!」…こんなせめぎ合いってありません? カラーリングやコテでつくる巻き髪は今どき常識ですが、髪のオシャレはすればするほど、ダメージがかかるというのが悲しいかな現実。そこで欠かせなくなるのが、Hair care【ヘアケア】、今回は髪のお手入れについてです。 今や女性たちのヘアケア熱は急上昇。サロン品質のトリートメントや高機能なドライヤーはあたりまえ、雑誌の附録にだって“頭皮ブラシ”がついてくるほどに。シャンプーひとつでも品質にこだわる女性だって増えている。そう、髪のオシャレに気合が入れば入るほど、比例して念入りなヘアケアも必須となってくる、オシャレとヘアケアは表裏の関係です。 と、ここで、比べるわけではないですが、日本髪を結っていた江戸女性の髪のお手入れといえば? 当時は髪油をつけてきっちり結った髷をキープするのが「美の常識」だったので、日中はもちろん寝ているときも髪は結ったまま。水道も市販のシャンプーもないご時世、盥に湯をはり、“ふ海苔とうどん粉”の手作りシャンプーでの洗髪はひと月に1〜2回。腰までのばした長〜い髪は、洗うのだって乾かすのだってひと苦労で、洗髪は、半日がかりの大仕事でした。 思わず、「うわぁ、大変そう!」と口にしてしまいますが、これが当時のふつう。どんなに面倒な髪のお手入れでも、そこは粋なオシャレの一環と江戸の女性は心得ていたんでしょう。 オシャレはがまんがつきものですが、“女の命”ともいわれる髪のオシャレの裏には、いつの時代も人知れない努力があるんです。
「美のココロ」 第三十七回 【髪のお手入れ】その弐
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