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塗るだけでふっくら毛孔レス、メークしながらスキンケアなど、今やその高機能ぶりでベースメークに欠かせないファンデーション。 日本ではいつ頃から使われはじめたのかというと、その登場は戦後まもない昭和20年代のこと。 昭和22年に、ピカソ美化学研究所から発売された「ピカソファンデーション」が、日本で最初の油性ファンデーションだといわれています。 この頃からベースメークに使われる白粉には、従来の粉白粉、水白粉、練白粉の他に、新たにファンデーションと呼ばれるものが加わったのです。 それまでのベースメークは、下地クリームを塗った上に粉白粉か水白粉を塗るというステップが基本だったので、簡単にいうと、既に乳液やクリームと粉白粉を乳化させてできたファンデーションは、下地クリームを塗る手間がかからないこと、しかも従来の白粉よりカバー力が高く、化粧崩れしにくいという点で、あっという間に女性たちを魅了していきました。 その後ファンデーションはケーキタイプ、スティックタイプとさらに機能と種類を充実させていきます。 きれいになりたい、でも時間はかけたくない、ベースメークに高い機能性を求めることはこの頃すでに始まっていたんですね。
左)クリーム、ケーキタイプなど、ファンデーションを使った化粧の仕方が掲載されている。
小幡恵津子著『美容』/昭和25年
右)昭和20〜40年代のベースメーク化粧品
次回の更新は2/1の予定です。