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化粧文化Q&A

ポーラ文化研究所にこんな質問をいただいています。

Question 06

江戸時代も歯磨きって
していたんですか?

Answer

歯磨きが一般に普及したのは江戸時代のこと。 じゃあ何を使って歯磨きしていたの? というと、柳の枝の先を叩いて房状にした「房楊枝(ふさようじ)」を使っていました。 今でいう歯ブラシですよね! 歯磨粉も、本格的に製造販売されはじめたのは、江戸時代のことといわれています。 歯磨粉は、銭湯や寺社の境内などで売っていて、江戸中期頃までには「箱入りはみがき」「丁子屋のはみがき」「梅勢散」など、なんと百種類もの歯磨きが市販されたのだとか。 それだけ江戸の男女にとって歯磨きは必須! 歯を磨かない男子は遊郭で嫌われたりと、清潔な白い歯は江戸っ子のおしゃれだったんです! ちなみに、当時の歯磨粉の原料は房州砂、それに、竜脳や丁子、白檀といった香りがプラスされていました。 磨くたびにいい香りがするのがまた粋、だったのかもしれませんね。

浮世四十八手 夜をふかして朝寝の手/
渓斎英泉 1818〜30
(手にしているのが房楊枝)

次回の更新は6/1の予定です。

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