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先端技術・サービスによるQOLの向上 - 先端技術によるQOL向上

ポーラ・オルビスグループは、お客さまに『もっと楽しく、もっと心豊かに。人生を変えていくこと』を提供します。そのために最先端の研究・技術・サービスの開発を続け、お客さまの予想を超えた「感動」の提供に努めています。

先端技術によるQOLの向上

先端技術によるQOLの向上

ポーラ・オルビスグループでは、ポーラ化成工業を中心とし常に最先端の研究・技術開発を行っています。
基礎研究では、お客さまに大きな感動を提供するために、成果までに10年、15年とかかる場合もあります。
また、社会の価値観が多様化した中でも、お客さまの予想を超えた「感動」を生み出す目的で、外部機関と連携したイノベーティブな取組みも開始しています。

常に革新的な技術をうみだすための基盤

イノべる活動

イノべる活動

10年先、20年先により大きな「感動」を提供するためには、現状にとらわれないイノベーティブな視点が大切です。
ポーラ化成工業では、研究活動の10%をイノベーティブな活動に費やすように決めています。
その一環として推進しているのが、「イノベる活動」です。
広く世の中を見て、自由な発想のもとイノベーションを語り、コミュニケーションを深めることを目的に、月に一回程度、従業員が自主的に集まりワークショップを行っています。
アーティストや外部企業など、異分野の方との交流から新しい視点を学んだり、東京大学発のi.lab(アイラボ)と連携し、ゼロから1を生み出す考え方、アイデアの実現に向けたデザインシンキング法などを取り入れるなど、新しいアイデア創出と、組織を超えて議論する風土の醸成を進めています。
地道な活動の一歩一歩が革新的なものづくりにつながると信じて、今後もイノベーティブな活動に力を入れていきます。

革新的な商品・技術の歴史

2014年IFSCC最優秀賞(口頭発表基礎部門)

2014年IFSCC最優秀賞(口頭発表基礎部門)

研究学会等での受賞歴

  • IFSCC(国際化粧品技術者会連盟)の受賞歴
  • 1986年  優秀賞
  • 1994年  最優秀賞
  • 1996年  優秀賞
  • 1998年  最優秀賞
  • 2008年  最優秀賞(口頭発表基礎部門)
  • 2012年  最優秀賞(ポスター発表部門)
  • 2014年  最優秀賞(口頭発表基礎部門)
  • 2015年  中間大会 最優秀賞(口頭発表部門)

革新的商品の歴史

革新的商品の歴史

医薬部外品で「シワを改善する※1」。

ポーラ化成工業が、業界に先駆けて薬用化粧品の新たな地平を切り拓きました。

日本初の「シワを改善する※1」医薬部外品発売

ポーラ リンクルショット メディカル セラム 医薬部外品製造販売承認書

医薬部外品製造販売承認書

2017年1月、ポーラは「シワを改善する」という効能表現が認められた、日本で初めての医薬部外品「ポーラ リンクルショット メディカル セラム」を発売しました。通常、医薬部外品では不可能と考えられてきた「シワ改善」を可能にしたのは、ポーラ化成工業の研究力。高級化粧品の価値向上のための生理学的、物理化学的観点からの基盤研究や、化粧品に重要な仕上がり、感触を担保する化粧膜の持続性、紫外線からの肌防御等、さまざまな切り口による素材開発、剤型開発に取組んできたことが今回の新商品につながりました。
ポーラ化成工業はこの研究を2002年に開始。認可までに15年の歳月と15億円の開発資金を費やしました。
従来の医薬部外品の「美白」「肌荒れ」等の効能に加え、「シワを改善する」という新規分野で承認を受けるのは、ポーラとしても大きなチャレンジ。前例がないだけに、まさにゼロからのスタートでした。

※1 日本香粧品学会で定めた効能評価試験済み。12週間で7割の方の目尻のシワが改善。シワの深さは最大34%改善。

承認取得までの3つの壁

シワ分野の研究には3つの大きな壁が立ちはだかりました。1つめは、シワに効果がある素材を見つけること。シワができるメカニズムについては諸説あったものの、それらを一から調査研究し、キズなどの炎症部位に集まる白血球の一種である好中球がキズと間違ったかのようにシワ部位に集まり、エラスターゼを分泌しているという新たなメカニズムを世界で初めて発見しました。 同時に、そのメカニズムに対して効果的に働く素材を見つけるために、医薬品などにも幅広くアプローチ。約5,400種類の素材について、シワ改善効果、安全性などを調査し、アミノ酸誘導体である有効成分「ニールワン※2」の開発に成功しました。

※2 三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na

研究・生産・販売が一体となり壁を乗り越えた

厚生労働省の質問に回答した書類のコピー

厚生労働省の質問に回答した書類のコピー

2つめの壁は、「ニールワン」は有効性が高いものの、水になじみやすく製剤中で安定化させるのが難しいことでした。全国の研究機関に足を運んでも安定化の技術は全く見つからず、社内でも諦めの声が上がり始めた頃、再び開発が前進するきっかけになったのは"溶かして使う"という固定概念からの脱却でした。
有効成分を水に溶かすのではなく、溶かさずに粉体のまま基剤の中に練り込むことで安定性を確保する―ここではポーラ化成工業のメイク開発での経験値が生きました。
3つめの壁、行政の審査にはさらに7年を要しました。安全性リポートや資料を用意して2009年に厚生労働省に申請。審査当局からは前例のないシワ分野の申請であり、多数の質問が返ってきました。質問事項の一つ一つに論理的に、真摯に回答することを何十回と繰り返し、ついに2016年に承認を受けることができました。「シワを改善する」とはっきり表現することは、ポーラ化成工業の15年をかけた"悲願"の達成でした。
承認にあたっては、製造販売後調査が義務付けられていますが、ポーラのダイレクトセリングのシステムはそれを確実に実施することができます。

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