
ポーラ・オルビスグループでは、化粧品は単に肌を美しくするだけのものでなく、心にも働きかけるものと考えています。研究開発においても、肌に直接働きかける効果と心や身体によりよい影響を与える効果の両面から取り組んでいます。
皮膚科学から肌の悩みを解決し、美しさを保つための「皮膚科学研究」、新しい有効成分や素材の開発に取り組む「基礎研究」、最新・最高の技術レベルで安全性を追求する「安全性・安定性研究」、化粧の心理・生理的効果に着目する「美容化学研究」の4つの分野で研究をおこない、その成果はグループ各社の商品開発に活用されています。


研究開発力は国際的にも認められており、化粧品のオリンピックともいわれる「国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)世界大会」で、最優秀賞4回を含む計6回受賞しています。これらの技術を応用した素材をグループ各社の化粧品開発に活用しています。
生薬学研究、天然物化学研究を中心に、古来より使われてきた素材を科学的に検証し、健康食品へ活用しています。東洋医学の「気・血・水」理論に基づき、からだのバランス機能に着目した探求活動をおこなっています。

1984年から「中国科学院成都生物研究所」とともに、1996年からは「中国成都中医薬大学」と正式に技術交流を続けています。成都は中国で最も生薬の生産・研究が盛んな地域です。これらの研究を通じて、生薬の化粧品や健康食品への活用を拡大しています。
4つのデザインフィロソフィー「イメージの具現化」、「五感へのアプローチ」、「独創性の追求」、「新価値創造」に基づき、商品に相応しい高品質イメージをパッケージデザインから発信しています。デザインもコミュニケーションの一環と考え、使う人の立場に立った使用性の追求と地球環境への配慮についても考慮した開発をおこなっています。

(株)ポーラのパッケージデザインが、世界で最も権威のある国際的なデザイン賞である、iFデザイン賞を2005年、2006年、2009年に受賞しました。化粧品パッケージ部門での2年連続受賞は国内外でも初です。1953年から始まった同賞はドイツハノーバー工業デザイン協会が主催。デザインの質、素材の選択、環境への配慮機能性、安全性、ブランド価値などを評価しています。
(株)ポーラ、オルビス(株)、(株)pdcを中心としたグループ各社の化粧品生産を担う静岡・袋井の2工場では、それぞれの製品に合った機器や技術の開発により独自のライン設計を行っています。オンデマンド方式で生産可能な多品種少量生産システムを導入し、市場ニーズの変化に即応しています。 また、安心で高品質な製品づくりのために、生産ラインでは徹底した衛生管理が行われています。化粧品は肌に直接触れるため、わずかな異物も混入することのないよう、細心の配慮がなされています。
常に優れた品質をお客さまに提供するために、品質に関するマネジメントシステムである「ISO9001」の認証を静岡・袋井の2工場で取得し、製品が生産されるまでのプロセスを通じて、生産部門と設計や購買部門を組み入れた生産全体をカバーする総合的な品質保証体制を構築しています。


品質の認証である「ISO9001」とは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)により1987年に制定された、世界147ヵ国で活用されている品質管理及び品質保証のためのグローバルスタンダード規格です。審査登録機関が、企業の各商品やサービスの品質マネジメントシステムが国際標準を満たした仕組みであるかを審査し、判定します。