展覧会

現在公開中の展覧会

Ryu Itadani「Something Good」
2016年6月25日(土)-7月10日(日)
11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場無料/会期中無休

ふと、こころ惹かれて立ちどまる。自分でも気づかぬうちに。風雅や荘厳な絶景でもない、ふだんの街並。「何だか気になって」わけもなく「好きなもの」たちに出会う日常をRyu Itadaniは、色鮮やかに浮かび上がらせる。

建設途中のビルディング、アームを動かす重機。飛行場のボーディングブリッジや枝振りが凛々しく美しい花たちも、空の色を背にして躍動的に存在感を発揮する。ポップかつモダンに描かれる独特な作品は、しっかりとした輪郭でモチーフが捉えられ、色彩の魅力が観る者の気持ちを躍らせる。

作品を通していつもの風景や、見慣れたはずのモノへのいとおしさに気づく楽しみを発見したい。そして今、通り過ぎた道を振り返って、好きなもの探しをしてみたくなる。Ryu Itadaniはモノや風景の「肖像」をいきいきと描き「何かよいこと」に気づく瞬間を私たちに届けてくれる。

プロフィール
Ryu Itadani / 板谷龍一郎

1974年 大阪生まれ
大阪からトロント、東京、ロンドンでの生活を経て、現在はベルリン在住
1999年 慶應義塾大学 商学部 卒業
2003年 Central Saint Martins College of Art and Design BA Graphic Design 卒業
2010年 公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員(ドイツ、ベルリン)

「街」「モノ」「自然」をシリーズとした作品を制作。
国内外での個展やグループ展、アートフェアにおいて作品を発表しながら、新聞、雑誌、広告などのコミッションワークも多く手掛ける。
近年では東京・南青山にあるINTERSECT BY LEXUS(地下VIPルーム)への作品提供や雑誌MONOCLE(イギリス)カバー、香港MTR35周年記念ポスター、レクサス10周年記念新聞広告など。

http://www.ryuitadani.com/

サムシング・グッド。
何かよいこと。よい何か。
よいとは何か。

くらしのなかのいつかに、気になって撮った写真があります。
何かよいと思って撮った写真があります。
数あるそれらのほとんどは、時も場所もはっきりしない、
どこかへ向かう途中にみたものでした。
くらしのなかのときどきに、気になって手に取るものがあります。
ひとつも特別ではないけれど、何かよいと思って選んだものでした。

そこから絵を描きます。
何かよいのそれらを眺めながら、絵を描きます。
途中で何がよいのかわからなくなったり、描き終えても、
よいのかどうかわからなかったり。

そもそも、よいとは何か。
サムシング・グッド。
もしかしたら、そこに何か「よい」があればと。

板谷 龍一郎

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