展覧会

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八木夕菜「NOWHERE」
2018年6月15日(金)-7月8日(日)
11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場無料/会期中無休

いまここにある、まなざし
見る、視る、観る。
ある時は見渡すように心を広げて。
ある時はまっすぐな視線で射るように。
八木夕菜の写真作品は「見る」という行為の
自由さに気づかせてくれます。
さまざまな表情を魅せながら
鑑賞者の訪れを待つ作品たち。
角度を変えてみることで、
空想がふくらんでゆくこともあるでしょう。
モチーフが内包する“ことづて”のような
メッセージに気づくこともあるでしょう。
ゆっくり、ゆっくり感情を
置いてきぼりにせず、楽しむ時間。
内側の見えない部分は心の眼がきっと、
何かを発見してくれます。
「NOWHERE」どこにもないようで、
いま目の前に在る感覚に浸る…
それはあなたの眼差しが、
心が、ここに在る時なのです。

プロフィール
八木 夕菜(YUNA YAGI)

アーティスト・写真家
2004年ニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部卒業。
坂茂建築設計ニューヨーク支社を経て、ベルリンへ移る。
その後アーティストとして本格的な活動を開始。
2010年より、京都を拠点に移し、国内外で活動する。
近年では、世界を旅して撮影した建築写真をアクリルブロックにとじ込めた立体作品群「ひとつになる世界」や、写真に幾何学のアルゴリズムを施し、水を用いたインスタレーション「崩れゆく世界」、日本の葬祭場から日本人の死生観を考察し、空間インスタレーションで表現した「祈りの空間」などを発表。
2016年KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 ポートフォリオ・レビューにてハッセルブラッド賞受賞。
http://www.yunayagi.com/

NOWHERE
世界は未知なるもので溢れている。
私たちが視ているものは何なのか。
今、経験している世界は、
私たちが観ている世界と同じだろうか。
私たちがある思い込みから解放されるとき
思いがけない新しい世界が拓けることがある。
わたしにとって
写真は、私が「いま・ここ」“ NOW HERE”に存在した証。
平面である写真を三次元の空間に構成すると、
二次元と三次元との狭間で視覚と知覚が揺さぶられ、
私たちは、生きてきた時間の中で無意識に固めてきた概念
思い込みが解き放たれることに気づく。
そうして、“NOW HERE”の集合体は実在を越え、
“NOWHERE”となる。

八木 夕菜

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