展覧会

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青木美歌「あなたに続く森」
The Forest That Leads To You
2017年1月20日(金)-2月26日(日)
11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場無料/会期中無休

青木美歌は、粘菌、バクテリア、ウイルス、細胞といった目に見えない「生命の有りよう」をテーマに、ガラスを素材にした作品を発表してきました。バーナーワークという技法により、1つ1つ緻密に作られた透明なガラスからは、あたかも生命が宿っているかのようなパワーを感じることができます。そして光が当たることでより輝きを増し、儚さと神々しさが表裏一体となったその圧倒的な存在感は、彼女の作品の特徴として多くの人々を魅了してきました。

本展『あなたに続く森』では、植物のライフサイクルをモチーフに、目に見えない生命の「繋がり」をガラスのオブジェと光を組み合わせたダイナミックなインスタレーションとして展開します。地球上の生命体は、生と死のサイクルを繰り返し、何億年という時を経て、今の私たちへと繋がっています。その神秘的な生命の生成プロセスとカタチを植物の細胞というミクロの世界で表現します。人々はガラスの森という瞑想の世界に入ることで、そこにひっそりと佇む、目に見えないものの息吹を感じとることができます。

まるで異次元に迷い込んだかのような幻想的な世界をお楽しみください。

作家プロフィール
青木 美歌(Mika Aoki)
1981年
東京都生まれ
2015年
Royal College of Art / Ceramics and Glassコース修士課程卒業 (英国・ロンドン)
2013年
文化庁新進芸術家海外研修制度にて英国へ留学
2006年
武蔵野美術大学 / 工芸工業デザイン科ガラス専攻卒業

現在東京都在住 www.mikaaoki.jp

【主な個展】

2010年
個展(スパイラルショウケース/青山)
2010年
個展(PLSMIS /青山)
2009年
個展(もりもとアートギャラリー /銀座)
2009年
個展(日比谷パティオ /日比谷)
2008年
個展(savoir vivre /六本木)
2007年
個展(09' / mitateギャラリー /西麻布)

【主なグループ展】

2016年
夢に見る空き家の庭の秘密展 (AL / 恵比寿)
2015年
YOUNG & LOVING2015 (S12ギャラリー /ノルウェー)
2015年
Within Light/Inside Glass (ヴェネチア)
2014年
高島屋幻想博物館展(高島屋美術画廊)
2013年
COLLECT (Saatchi Gallery /ロンドン)
2013年
FROM THE KILN-窯の中から- (スパイラルガーデン/青山)
2012年
六本木アートナイト(六本木ヒルズ)
2012年
ISETAN 彩り祭(新宿伊勢丹)
2010年
BIWAKO ビエンナーレ ('12 '14 '16 / 滋賀県近江八幡)
2010年
手数系 (AKIgallery/ 台北)
2010年
夜の庭展(59RIVORI-AFTERSQAT/Paris)
2009年
アートフェア東京 ('10)
2009年
丸沼芸術の森展(09' ~15' / 埼玉県)
2009年
シブヤスタイル展(渋谷SEIBU)
2008年
第11回岡本太郎現代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館)
2007年
Born In HOKKAIDO 展(北海道近代美術館)

【作品提供】

2014年
Kashiwa Daisuke CDジャケット
2012年
ELTTOB TEP ISSEI MIYAKE / GINZA / SEMBAウィンドウディスプレイ
2010年
村上龍 単行本「歌うクジラ」表紙
2010年
石井竜也コンサート舞台美術
2008年
LUNA SEA ベストアルバムジャケット
2007年
YOSSY LITTLE NOISE WEAVER アルバムジャケット

【賞歴】

2010年
SICFグランプリ(青山スパイラル)
2008年
第11回岡本太郎現代芸術賞展入選
2006年
Jeans Factory Art Award 準グランプリ
2006年
武蔵野美術大学卒業制作優秀賞

【パブリックアート】

2016年
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町エレベーターホール空間
2011年
太田記念病院エントランス空間

コレクション/高橋コレクション

森に入ると多種多様な生命が共存しています。空高く背を伸ばす大きな樹、木の実を食べ糞と一緒に種を落とす鳥、良い香りで虫を誘う花、花の蜜を吸いながらその花粉を身にまとい、受粉の手助けをする昆虫、昆虫を食べる小動物、小動物を食べる大きな動物、土に落ちた葉や昆虫の死骸等を分解し育つ微生物、菌類、こういった生命の繋がりは、全ての過程がそれぞれの命の営みに繋がっています。

この「繋がり」自体は目に見えるものではありませんが、生命が生きている事そのものの核であると感じています。生命が始まった何億年もの前から、今ここに自分が生を頂いているまでその繋がりは、途方も無く多様なネットワークで出来ており、世界中の日々の生活の中でもそれは起こり続けています。そういった事を、今回は植物のライフサイクルをモチーフとして作品にできればと思っています。以下はこの内容を詩にしたものです。

あなたに続く森
外の世界がどんな風に聞こえても
心の中はいつも自由に
光の糸で愛情を織っていく事が出来る
遠い昔に生命が始まって
何度も変化を繰り返し
いくつもの種を受け継いで
今ここに生を頂きました
そうしてあなたに出会えた喜びを
どうやって伝える事が出来るでしょう?

The Forest That Leads To You
Whenever I hear anything from the outside
I can weave affection from the yarn
that is light that then freely illuminates my mind
From the ‘life’ that started in the ancient period
it has evolved many number of times
then I live now
then I meet you here
how can I tell you about this pleasure?

青木 美歌

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