株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
代表取締役社長

ポーラ・オルビスグループ
ポーラ・オルビスグループでは、2017年グループ理念策定と同時に、ポーラ・オルビスグループ行動綱領の改定、理念実現のためのサステナビリティ・ステートメントと「先端技術・サービスによるQOLの向上」「地域活性」「文化・芸術・デザイン」の3つの軸を設けました。これに企業の土台となる「人材活躍」と社会的責任である「環境対応」を加え5つの領域で目標を設定しています。
わたしたち、ポーラ・オルビスグループは、世界中の人々に彩りのある人生を、豊かな感受性と個性が織り成すしなやかな心で提案します。そのために全てのステークホルダーや、地球・社会環境と誠実に向き合い、持続可能な社会を創る企業として成長し続けることを宣言します。
ポーラ・オルビスグループ理念のMission「感受性のスイッチを全開にする」の中には、一人ひとりの感性や価値観を尊重し、世界中の人々が、心豊かで彩りのある楽しい人生を過ごして欲しいという想いを込めています。ポーラ・オルビスグループは、かけがえのない個人としての基本的権利である『人権』尊重の責任を果たす努力をしていきます。世界中の誰もが、自らの根源的な欲求を満たす安全で自由かつ平等な環境のもと、個性を発揮し集団としても価値を高めていけるよう取り組んでいきます。
ポーラ・オルビスグループでは、従業員が心身ともに健康であることが、新しい価値を生み出すための源泉であり、グループの持続的成長を支える基盤であると考え、2017年に「ポーラ・オルビスグループ健康経営宣言」を策定いたしました。従業員一人ひとりが多様な個性、感受性を育み、その能力を最大限に発揮できるように、ポーラ・オルビスグループでは、健康経営を積極的に推進してまいります。
ポーラ・オルビスグループにおける「健康」は創業以来、お客さまに寄り添い、お客さまを想い、商品・サービスを提供してきた歴史を紡ぎ未来に向けて、感受性のスイッチを全開にし、常に新しい価値を生み出すための源泉です。従業員一人ひとりが健康であってこそ他者を想いやり、また自分らしく、彩りに満ちた人生を送ることができると考えています。ポーラ・オルビスグループでは、グループ理念を体現していくために従業員の心身の健康を経営の重要課題として位置づけ従業員とその家族とともに、健康づくりに取り組んでまいります。
わたしたち、ポーラ・オルビスグループは、世界中の人々に彩りのある人生を提案するために、「国連グローバル・コンパクト」を支持します。「国連グローバル・コンパクト」は、国連が企業に提唱する自発的なイニシアティブであり、人権、労働基準、環境、腐敗防止に関する以下の10原則から成り立っています。
人権 |
|
---|---|
労働 |
|
環境 |
|
腐敗防止 |
|
「ポーラ・オルビスグループ行動綱領」(以下「行動綱領」と言います)は、ポーラ・オルビスグループが、グループ理念を実践するための行動、及び、全ての事業活動のプロセスにおいて、事業を行う各国の法令及び内部規程を遵守することはもとより、高度な社会倫理観で自らを厳しく律するための、行動の基準を定めるものです。
この行動綱領における、「ポーラ・オルビスグループ」とは連結決算の対象となる会社、「グループ各社」とはポーラ・オルビスグループ内の個々の会社、「わたしたち」とはポーラ・オルビスグループの全役員・従業者を示します。
行動綱領は、ポーラ・オルビスグループの全役員・従業者(パート従業員、グループ各社で勤務する派遣社員及び業務委託先からの常駐/非常駐従業員を含む)に適応します。
お取引先に対しても、行動綱領の理解と遵守を要請します。
社内規程等が行動綱領または法令や業界内の取り決めなどの社外基準に抵触したり、矛盾する場合には、まず法令、社外基準を優先し、次に行動綱領、社内規程の順に優先します。
行動綱領のいずれかの規定をそのまま実践することが、万が一現地国の法令または社会倫理に反する場合には、関係者(弁護士等)と相談の上、公正かつ合理的な判断のもとに適法、適正に対応します。
行動綱領に違反する行為をした者や行動綱領に対する違反を放置した者については、就業規則及び他の規程に基づいて処罰します。
取締役、監査役及び執行役員等の経営者は、ポーラ・オルビスグループの経営を担う人材がとるべき行動特性である「ポーラ・オルビスグループ役員コンピテンシー」に基づき、個々のオリジナリティ溢れる感性を発揮し、チャーミングな人として振舞うことにより、理念の実現を目指します。その上で、ポーラ・オルビスグループの行動綱領の精神の実現が自らの役割であることを自覚し、率先垂範します。また、実効性のある社内体制を整備し、社内で行動規範を徹底した上で、お取引先などに周知します。法令違反その他行動綱領に反するような事態が発生した場合は、経営トップ自ら問題解決にあたり、原因究明の上、早急に是正措置を講じ、再発防止を図り、必要に応じて自らを含めて厳正な処分を行います。
ポーラ・オルビスグループは、人生をより豊かなものにしてくれる感受性を今以上に高め、人生はこんなにも美しく、喜びにあふれているのだという気づきを提供し、ポーラ・オルビスグループに関わる全ての人の人生をより深く広がりのあるものにしていきます。そのために、ポーラ・オルビスグループの役員、従業員は、事業活動において、その行為がグループ理念を実現するかを自らに問いかけ、わたしたち自らが感受性のスイッチを全開に行動をします。
(1)次世代に彩り豊かな地球環境をつなぐための活動
(2)環境に配慮した製品・サービスの提供
ポーラ・オルビスグループは、企業としての社会的責任を強く自覚し、企業視点の利益ではなく、ステークホルダーの視点で公正な企業活動を優先します。ポーラ・オルビスグループの役員、従業員は、事業活動において、その行為が、ポーラ・オルビスグループの従業員としての誇りや自尊心に目を背けていないかを自らに問いかけ、お客さまやステークホルダーと共に豊かな人生を築いていくために、以下の行動を遵守します。
(1)人権の尊重
(2)安全で働きやすい職場環境の確保
〈1〉個性を活かす環境の整備
〈2〉 安全衛生の実現
〈3〉 労働組合等との協力
(1)経営の透明性の向上
(2)適正な表示・広告・宣伝
(3)財務報告における信頼性の確保
(1)新たな価値創出
(2)反競争的行為の禁止
(3)贈収賄の禁止
(4)反社会的勢力への関与の禁止
(5)政治及び行政との健全な関係
(6)適切な輸出入管理
(7)責任ある調達・購買
(1)知的財産の保護と活用
〈1〉ポーラ・オルビスグループに帰属する知的財産の保護
〈2〉 他社の知的財産の取り扱い
(2)会社資産の保護
(3)機密情報の厳正な管理
(1)ブランド価値を高める個々の主張
(2)利害対立の回避
(3)インサイダー取引の禁止
(4)政治活動
行動綱領の改廃については、取締役会の承認を得るものとします。
行動綱領の問い合わせ窓口は、グループCSR委員会事務局(hd_csr@po-holdings.co.jp)とします。