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横溝美由紀「Landscape やわらかな地平のその先に」
2021年12月10日(金)–2022年1月30日(日)
休館日:2021年12月29日(水)-2022年1月4日(火)
11:00-19:00 (入場は18:30まで)
入場無料

横溝は、多摩美術大学彫刻科を卒業後の活動間もない時期からギャラリーだけでなく、水戸芸術館、 埼玉県立近代美術館、 東京都現代美術館、川村記念美術館など多くの美術館でサイトスペシフィックな(特定の場所で、その特性を活かして制作・表現した)大型のインスタレーションを発表してきました。また、近年は油彩をほどこした糸を無数に弾くことによって生み出されるキャンバス作品シリーズにも取り組んでいます。弾かれた糸がキャンバス上に幾つもの線を形成し、それらが織物のごとく縦横に重なり合って生まれる作品は、目には見えない行為・時間などの集積を感じさせます。

本展では、新作を含むキャンバス作品11点と煉瓦を模してセロハンテープとプラスチックシートを用いて作り出した箱、約4,000個から構成される半透明の彫刻のインスタレーション「aero sculpture」を展示します。

【展示風景 オンラインビューイング】

協力:Matterport by wonderstock_photo

プロフィール
横溝 美由紀/Miyuki Yokomizo

東京都生まれ

2005年
国際藝術研究センター第 1 期研究員(宮島達男フェロー)
2001-2年
文化庁派遣芸術家在外研修員(ニューヨーク)
1994年
多摩美術大学美術学部彫刻科卒業

http://miyukiyokomizo.net/

【個展】

2021年
「Yokomizo Miyuki」 B.B.ART (台南)
2020年
「untitled 2020」 MARUEIDO JAPAN(東京)
「between the lines」 GALLERY 麟(東京)
2019年
「invisibility 2005→2019」 MARUEIDO JAPAN(東京)
「Yokomizo Miyuki」 engawa KYOTO(京都)
「untitled, 2007-2019」 ART OFFICE OZASA(京都)
2018年
「crossing points - A Scene of Light」 MARUEIDO JAPAN(東京)
「crossing points - 線が織りなす宇宙」 GALLERY 麟(東京)
「crossing points - red cage」 ART OFFICE OZASA(京都)
「空形」Art Issue Projects(台北)
「MIYUKI YOKOMIZO」 Noblesse Collection(ソウル)
2017年
「synchronicity」 18th Street Arts Center(ロサンゼルス)
「光の箱/グリッド」 Operation Table(福岡)
「集積・」GALLERY 麟(東京)
2016年
「集積・」ozasakyoto(京都)
2015年
「DWELL」ozasahayashi_kyoto(京都)
「in red」gallery77(東京)
2005年
「invisibility」Galerie Aube(京都)
2002年
「Please Wash Away」Snug Harbor Cultural Center(ニューヨーク)
2001年
「Blue-Sky, Air, Empty」パークタワーギャラリー(東京)
2000年
「休息の光景」セゾンアートプログラム(東京)
「Respite of Light」Za Gallery(東京)
「Please Wash Away」Za Gallery(横浜)
1999年
「Green/ Wander from Place to Place」双 Gallery(東京)
1998年
「Criterium37」水戸芸術館(茨城)
1997年
「Please Wash Away」Gallery Q(東京)
「Tranquility」赤城高原ギャラリーMOVE(群馬)
1995年
「Bath Room」Gallery Q(東京)

【グループ展】

2021年
「Find your travel」 POLA MUSEUM ANNEX(東京)
「Re: Diffusion」 MARUEIDO JAPAN (東京)
「VACUUM 空色の部屋」 Operation Table(福岡)
2020年
「平面と立体—共鳴するノスタルジア」 高島屋巡回展(東京・京都・大阪・名古屋)
2019年
「Miyuki Yokomizo & Shingo Francis」Gallery Lee & Bae(釜山)
「眼福」 MARUEIDO JAPAN(東京)
「未来への回路」豊川市桜ヶ丘ミュージアム(愛知)
「未来への回路」国際交流基金 海外巡回[2004-2019](世界 46 か国 67 都市)
2018年
「Bae Sang-Sun and Miyuki Yokomizo : Circle of Life」Gallery Lee & Bae(釜山)
「DIFFUSION」 MARUEIDO JAPAN(東京)
2017年
「クインテット III」東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(東京)
2015年
「浮游する表象」ozasahayashi_project(京都)
「INAUGURAL EXHIBITION」ozasahayashi_kyoto(京都)
「Forest of Exponentials」Paul Loya Gallery(ロサンゼルス)
2013年
「FACE 2013 損保ジャパン美術賞展」損保ジャパン東郷青児記念美術館(東京)
「KYOTO STUDIO」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)
「KYOTO OPEN STUDIO 2013」A.S.K(京都)
2012年
「六甲ミーツアート 2012」六甲山ホテル(神戸)
「KYOTO OPEN STUDIO 2012」A.S.K(京都)
2011年
「京都アペルト」A.S.K(京都)
「マルチプル multiple」prinz(京都)
「手術台の上の花とドラゴン」Operation Table (福岡)
2010年
「探索者 石井厚生 退職記念展」多摩美術大学美術館(東京)
2008年
「Mediations Biennale」MONA INNER SPACES(ポズナン、ポーランド)
「CAMOUFLASH/Disappear in ART」UNOACTU(ドレスデン、ドイツ)
2007年
「International Artists Meeting」パティオ・アート・センター(ウッジ、ポーランド)
「Remembrance of things passing」海岸通ギャラリーCASO(大阪)
2006年
「DOMANI『明日を担う美術家たち』」損保ジャパン東郷青児記念美術館(東京)
2005年
「Ma」Nac Gallery(ノヴァーラ、イタリア)
2004年
「自然との会話」国際芸術センター青森(青森)
「Chateau De La Napoule」(フランス)
2003年
「Bodies+Space」Taipei Artist Village(台湾)
「盗まれた自然」DIC 川村記念美術館(千葉)
2002年
「傾く小屋」東京都現代美術館(東京)
「D.U.M.B.O Art Under the Bridge Festival」(ブルックリン)
「Art front/Waterfront-Site-Ations, The Staten Island North Shore」Snug Harbor Cultural Center(ニューヨーク)
2001年
「Noriki Tokuda and Miyuki Yokomizo」CAS Contemporary Art and Spirits(大阪)
2000年
「プラスチックの時代、ART AND DESIGN」埼玉県立近代美術館(埼玉)
1998年
「閉じているという意識-The Consciousness of the Inside」ギャラリー日鉱(東京)
「様々な眼’97」かわさき IBM 市民文化ギャラリー(神奈川)
1995年
「The Whole Heart-1995」Gallery Q(東京)

【アーティスト・イン・レジデンス】

2017年
18th Street Arts Center(ロサンゼルス)
2005年
International Research Center for the Arts(京都)
2004年
Chateau De La Napoule(フランス)
国際芸術センター青森(青森)
2003年
Taipei Artist Village(台湾)
2001-2年
Snug Harbor Cultural Center(ニューヨーク)

【コレクション】

JAL ファーストクラスラウンジ 羽田空港(東京)
フォーシーズンズホテル(京都)
島津製作所本社ビル(京都)
ザ・リッツ・カールトン京都(京都)
パレスホテル東京(東京)
大本型 Domain(香港)
スカパー東京メディアセンター(東京)
麻布第一マンションズ六本木(東京)
関西医科大学附属枚方病院(大阪)
国際交流基金

Landscape やわらかな地平のその先に

ゴッホの「草むら」*に眼が留まった

晩年、精神を病み、サン=レミの修道院で療養中に描いたと伝わる小さな絵だ
その瞬間、20年以上前に制作したインスタレーション<green>*の記憶に呼び覚まされた

足元に落ちる光と影、ざわつく空気、纏わり付く日差し、鼻をつく匂い、敬虔なる鐘の音

記憶はとても曖昧なまま、遥かサン=レミの草むらを駆け巡る

行き交う人々の絶え間ない日々の喧騒にふと立ち止まり息をつく頃
たゆたう水面にしらじらと夜が明ける

見え隠れする気配から建ち上がる大地はいつも儚く不確かだ

静寂に包まれたやわらかな地平のその先に
まだ見ぬ景色を見たいと願う

*ポーラ美術館所蔵 ゴッホ「草むら」1889年
*緑色に染めたアクリルチューブを水で満たし、天井から床面まで数百本を配置した作品

横溝 美由紀

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